【壁紙クロス工具】自動壁紙糊付機のりつけ方法②

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クロスの自動壁紙糊付機でのりつけ方法パート②である。

上の↑↑↑写真が自動壁紙糊付機のコンピューターです。

ここにクロスの必要なm数を入力して、

スタートを押すとこの入力した分だけ

クロスに糊がつけられて出てきます。

むかしはスケールで壁の寸法を測って

1枚ずつ糊付けしてたらしいね。

今ではそんなことすることって

全てのクロス工事が終了して

糊付け機械をきれいに洗って

最後にクロス施工の見直しを

して、貼り忘れを見つけた時

ぐらいしか、手塗りで糊を塗るなんて

ありえないけどね。

つーか、貼り忘れって(笑)

それが、建築現場ではけっこうあるんです。

とくに、収納の上の返し部分をよく忘れる(笑)

人間は忘れる生き物だってなんかの本に

書いてあったし。

いいわけ?

つーことで、忘れないように

私はよくメモをします。

それで、書いたことも忘れる(笑)

上↑↑↑の写真が現場で採寸したメモです。

たまになんて書いてあるのか読めないこともある(笑)

天井が何センチ何枚で壁が何センチ何枚

とか、窓の掃き出し部分はサッシとか

書いたり、はしら部分とか建具クロスとか

できるだけ情報を書き込むようにしています。

イメージがしやすいので。

現場に自動壁紙糊付機を持って行って

糊付け作業をする場合は

クロスを貼る順番で糊付けをして

クロスを重ねて置いといて

まとめたクロスをくるっ!って

ひっくり返して

上からクロスをとっては貼って

とっては貼ってを繰り返します。

しかし、このメモはリフォーム現場で

採寸しておいたので、クロスを

貼る順番ではなくて、同じ寸法の

材料はなるだけまとめて

同じビニル養生の袋に入れるように

メモをしています。

上↑↑↑の写真のように「カンガルーワイド」という

クロスの糊が乾かないようにビニールの中に

入れることができる作業工具があります。

ここに、同じ長さの寸法のものは、

まとめて入れます。

そして、何mのものが何枚とかって、

書いた紙をい1番上のクロスに挟んでおきます。

上↑↑↑の写真がその寸法を書いた紙。

自動壁紙糊付機のスリッターで

クロスの耳をカットした時にでた

ゴミですが、そのゴミにクロスの寸法を

書いて、長さがわかるように挟んでおきます。

それで、同じ長さが続く場合は

例えば、250cmが10枚だとしたら

「250×10」とかって記入して

10枚糊付けしたら、この紙をはさんで

カンガルーワイドにまとめて入れます。

窓上とか50cmとか細かい寸法の場合は

1枚づつ、この紙をはさんでわかるようにします。

クロス採寸の方法は実寸で計って、

その寸法にプラス5cmで計ります。

なぜなら、基本的にクロスを貼っていくと、

どうしても、かねがずれてきますので、

少し余らせて糊付けしないと、

クロスの長さが足りなくなりますので、

プラス5cmは多めにとります。

職人さんで枠や巾木の糊のふきとりが

イヤだからプラス3cmでいいって

言う方がいますが、ほとんどの職人さんが

業界用語で「スンたら」といって、

けっきょく、長さが足りなくなってきて

切りつないだりしているのをよくみかけます。

建築の施工上、いくら隅だしを徹底しても

どうしても「かねをまっすぐに」

は不可能ですからね。

内装は少しずつ高さや

幅が違ってくるのです。

大工さんの腕とかの問題ではなくて、

建物というのは「遊び」といって

少し動くように作られていますので。

この遊びの範囲内で、我々クロス屋は

花柄のクロスを数ミリ単位でずらして貼ったり、

窓枠で柄を合わせて、壁のイレズミで柄をころしたりして

少し歪んでいる壁をまっすぐに見せる

演出もしています。

クロス屋は天井と壁のお化粧屋さんです。

どんな状態であれ、美しく仕上げていくことが

クロス屋のポリシーになりますので

壁のゆがみから、下地のデコボコまでも

まっすぐに見せる職業です。

クロスの糊付け作業から、この作業に

全てつながっていますので

そろそろ③に続く


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