空手の師匠が読んでいた本「宮本武蔵」から学ぶ「文武両道」
俺が30年ぶりに再開した空手道場の師匠の話。
30年ぶりに道場に遊びに行った時も
30年ぶりと同じように稽古している門下生を
チラチラと見ながら師匠は本を読んでいた。
「先生!相変わらず本を読んでますねぇ~」
なんて俺が言ったら、先生は
「子供の頃から空手に夢中になって
勉強しなかったからな。だから、いくら
武術が強くなっても、勉強していないから
言葉でも字でも、それを伝えることができないんだよ
俺は・・・宮本武蔵が書をしてたみたいに文武両道。
俺は80歳近くにもなるが、
武を極める事と文を極める道は同じように
稽古していかないと、なんにも伝えることが
できないんだよ。いくら体が強くなっても
あの世に持っていけるのは学問だけなんだからな。」
なんて言葉をいただきました。
目からウロコ。
ハンマーで頭どつかれるぐらいの
衝撃がありまして
「またここで空手道を学ばさせてくださいっ!」
って、鼻息ふんふんしながら再入門を決意しました♪
かっこええ!
実にかっこええ!
生き方のストーリーが
かっこええと、シビレルね♪
なんのために生きるのか?
「それは学んできたことを伝えるためじゃ!」
かっこよくないですか?
伝えるために学ぶ・・・
これって相手を思う気持ちからだよね。
俺の大好物の「真心」ですわ。
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