上↑↑↑の写真が私の「角ベラ※ツノベラ」軍団である。
クロスの角を出すための工具である。
妖怪人間ベラではないのである。
ベラにツノがあるとツノベラという
わけではないのである。
いったん妖怪人間は忘れて
おいらがツノベラの説明をするのである。
私のお気に入りのツノベラが
上↑↑↑の写真の「クロス回転ベラ」です。
この、網戸のゴムを入れるローラーに
くりそつな工具なんですが、
上の回転する部分がたまらん工具です。
クロスの角を出すときに、ぐりぐりと
クロスをなぞるのだが、その時に
上のローラー部分が回転するので、
クロスへの抵抗が少ないということで、
クロスを傷めにくいという工具です。
一般的なツノベラは
昭和の時代の小学生の頃に
30cmものさしを使用したと
思いますが、そのものさしの
先っちょを三角に削ってから
ペーパーで少し丸く整いてから
ツノベラを自作して使用していました。
ちなみに、私の超一流の親方は
パンにジャムを塗るバターナイフ
を使用していました。
その使用方法が、なんとも面白くて、
いつも笑いをこらえていましたが、
超一流の親方は、バターナイフで
クロスに角を出すときに
必ず、自分の頭の頭皮にバターナイフを
こすりつけて、頭皮の油をバターナイフに
すりこんで、頭皮の油でクロスとの
摩擦抵抗を無くすという、天然エコロジーな
施工をしていました♪
なんか、その光景がとっても、おかしくてさ、
いつも怒って、説教ばかりの親方が
いきなり頭皮の天然バターをバターナイフで
ゴリゴリとすりすりしてるもんだからさ、
いまで言う「ウケル~♪」って感じでした(笑)
それで、話はもどるが
30cmものさしを使用していて、
このものさしも、とても便利でして、
寸法が書いてあるので、
ちょっとした柄物の寸法をはかったり、
スミダシで使用したりして、
寸法が書いてあるので、メジャーを
出さなくても良いという
便利アイテムでしたよ。
あ、ちょっとだけ精神的な話を
すると、人というのはそれぞれ
「ものさし」
というのを思考の中にもっていまして、
損得勘定という、この人と
関わると損する得するという
常にはかってしまうクセがあるのね。
この「ものさし」というのが
人を差別したり、比較してしまう
基準なんですよ。
だから、はやい段階でこのものさしを
「ポイッ!」って捨てちゃいましょう。
そうすると、捨てたときから
素晴らしい人生がスタートします♪
生きるってことは
「人間関係」です。
この人をはかる「ものさし」が
人間関係を不自由にして劣等感を
育てている原因のひとつですからね。
こうやって、人のことをものさしで
はかってばっかりいると、
人と関わることがイヤになってくるし
苦しくなりますので、イメージで
ポイッ!って捨ててしまえっ!
すると、人生がかなり自由になります。
ってことで、
話はまたツノベラに戻しますが、
上から2番目のツノベラは
クロス回転ベラですが、見てのとおり
30cmものさしと同じで竹製の
工具でして、これを削って角を整えて
使用していくと、どんどん短くなってきます。
上から3番目のツノベラが
買ったばっかりのツノベラで、3年ぐらい
使用していくと、どんどん削っていって
この写真の上から2番目ぐらいまで
の長さになります。
えんぴつを削っていくと短くなるように
このツノベラはブラシと同じく消耗品です。
どうしても、長く同じツノベラを
使用したければ写真1番上のステンレス製の
バターナイフとかを使用すれば、
何年でも使用できると思います。
いちおう、ツノベラ工具は
無くても地ベラの角とかで
クロスの角は出せるし、
スムーサーでもある程度は
角を出せるし、あると便利で
無くてもいいといった
アイテムではありますが、
私は個人的にはよく使用します。
ダイノックシートの施工でも、
イレズミのカット後にツノベラでの
圧着は必須ですので、重宝しています。
ダイノックシートとかの塩ビシートは
仕上げにコーキングをすることは
ほとんどない施工方法ですので、
ダイノックシートはカットしたあとに
ちゃんとキワ部分を押さえないと
カットだけやって終了したら、
接着が甘くて
あとからピョンピョンと
シートが反り返ってきますので、
必ずカット後はツノベラか
もしくは、スムーサーで摩擦して
圧着してくださいね
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