スポンジである。
なんつったって、これがなきゃクロス屋は
糊まみれのベタベタ日和である。
クロス屋といえば、スポンジにはじまり
スポンジで終わる・・・
っては言わないのである。
なんのこっちゃである。
まあ、このHow to DIYのブログを
グーグル翻訳で世界中のクロス屋が
閲覧する予定なのだが、こんなへんてこな
日本語をどういうふうに訳されるのか
楽しみすぎて昼も眠れないのである。
しかし、クロス屋の必須アイテムの
「スポンジ」で、どれだけのうんちくが
語れるのかは、神の御筆先しだいなのである。
上↑↑↑の写真だが、画像まで遠いのでもう1回下に出しとく。
2個のスポンジがあるのだが、
通常は下の黄色いスポンジを使用する。
上のスポンジはY社の商品で
「素顔がキレイ」というネーミングの
スポンジで、商品名の素晴らしさで
買ってしまうという、まさに
コピーライティングの成功例が
この商品です♪
素顔がキレイのピンクの部分が
不織布っていう、台所とかで使用する
スカッチブライトみたいな、アラメの
素材がスポンジにくっついていて、
枠などにくっついてしまった
パテなどを落とすときに重宝されます。
あとは、パテベラなんかの洗浄にもgood!!!
通常は、ただの黄色いスポンジを使用。
上↑↑↑の写真のはじめは1mあるスポンジを
これくらいにカットして使用します。
カッターで何回か切ると簡単に切れる。
カットするスポンジの大きさは人それぞれ
手の大きさが違うので、おまかせ。
私はいちおうこれくらいがちょうど
使いやすい大きさです。
大きすぎてもバケツでぐしゃぐしゃ
する時に、なんかやりずらいし、
小さすぎても、あまり糊がふきとれず
何回もバケツでぐしゃぐしゃやらないと
いけなくなるので、ちょうど良い
大きさってのがあります。
例えば、クロス貼って、カットして
廻縁や木枠についたのりをふきとるときには、
スポンジの全ての面を使用します。
上↑↑↑の写真の手にもっているスポンジで、
面積は違うが、立体で考えてみると6面あります。
この6面を一回の糊のふきとり作業で
6面全部使用すれば、1面だけ糊のふきとりで
使用するよりも、6回糊のふきとりを
することになります。
作業能率は、このように無駄な動きを
極力なくしていくことが大切ですからね。
YouTubeの私の動画でも、速すぎて
わかりずらいですが、糊のふきとりは
スポンジをくるくる回して、6面を
全て使用して糊のふき取りをしています。
一度糊をふき取った面で何回もふきふき
しても、糊をすりこんでいるのと同じこと
なので、ふき取った面は使用しないで、
また、別の面を使用したほうが、
糊がスポンジにからみついて
糊がふきとれるという寸法です。
上↑↑↑の写真がスポンジを入れる腰袋
名前が「ベビー袋」です♪
アメリカンな名前でしょ(笑)
「赤ちゃん」って意味なのか、
アメリカンな「へい べぃびぃ~♡」
の彼女が怒ってしまってなぐさめる時の
甘い感じのベビーなのかは謎。
昭和世代のクロス屋はほとんどが
このベビー袋を建築現場では
見かけました。たま~に車のオイルを
入れてあった空容器とか、プラゾールの
空容器なんかを加工して腰袋に
スポンジ入れとして使用していたり
するのを見かけた時には、どうやって
腰袋のベルトを通していたのかを
確認するために職人さんにインタビューして
いましたよ。
クロス屋の腰袋って、ある意味「水」仕事だから
縫い目の糸などが傷んできて破れていくので
こうやってプラスチック容器を加工して使用
していたら、けっこう長持ちするのです。
私も上↑↑↑の写真のようにこうやって腰袋に
100均で買ったミニごみ箱
なんかを入れて腰袋が水浸しにならないように
工夫しています。
上↑↑↑の写真は100均にあった
おそうじ用品かしら?
こうやって、プラスチック容器と
コラボしたらスポンジいれと
自分の服が水浸しになるのを
ふせぐことができます。
スポンジは使用していくうちに
だんだんと、糊がスポンジにからみついて
ぐしゃぐしゃしても糊が
とれなくなってくるので
メンテナンスは、水バケツに
食器洗い用の中性洗剤を入れて
その水でスポンジを何度も
ぐしゃぐしゃするとスポンジに
カランでいる糊が溶けてきて
また復活してくるので
愛をもってスポンジを使用しましょうね。
いかがでしたか。
スポンジの魅力が伝わりましたか?
たかがスポンジ
されどスポンジ
嗚呼スポンジ
©Copyright2019 沖縄ユーチューバーしげおやじ.All Rights Reserved.